京の不動産屋さん徒然日記

京都の不動産屋さんで働いています。そこで感じた事や思うこと等、タブー無しで書いていきます。

遺伝 2017年2月25日のブログです

 


この世に生きているということは当然、誰かの子供であるというわけで、誰もが生まれながらにして遺伝子を保有しているというわけなのであります。

道を歩くと多くの親子連れを見かけますが、2度見してしまうほどのそっくり親子とかいますよね。そんな光景はなんとなくほほえましいものです。

私といえば、昔からよく母親似と言われ続けて幾星霜。自分でも似てるなぁと思うこともしばしばなのですが、親子って変なところまで似てきますよね。

例えば文字。たまに母の字を見ると「あれ?こんなの私、書いたっけ?」と思うくらいに同じです。文字のハネや丸みなど、似せたわけでもないのに同じです。あと、食の好みなんかも似ています。性格も、考えることも同じ。つくづく不思議なものであります。

しかしやはり何といっても顔、顔です。よく結婚する時はその母親の顔を見ればよいといいますが、全くもってその説は正しい。輪郭からパーツまで、神の設計図とはかくなるものか!と唸るほどに同じなのであります。そして、そこから先は私の未来の恐怖の核心。

何という・・・何ということでしょう!私の母の顔は・・・その顔は・・・今は亡き名優、

故・蟹江敬三に瓜二つなのです!

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 (おかん・・・ではない)

 

あぁ!天よ、叫べ!風よ、啼け!!もう逃げられない!逃げることなどできないぃっ!この宿命から!!どんなに泣き叫ぼうと、怒り狂おうと、刻一刻とその時は近づいているのであります!

おんな・・・女ですらない!!

「そんなこと言ったって、そんなに似てないよ?蟹江敬三に。あんたの顔。」

優しい友人の中にはそんなことを言ってくれる人もいます。

ふふふ・・・わかってない。わかっちゃいないんだよ!昔、祖父の家で母の学生時代の頃の写真を見てしまった私の絶望なんか。同じだったんだよ、何もかもが。その頃の私に!

大体、以前からそれをたびたび母に指摘しているにもかかわらず、何故なんだ?どうしてなんだ!?何故・・・何故、髪型まで蟹江敬三氏と同じにするのか!?パーマをあてろ!母よ!パーマだ!パーマを・・・うぅ・・・。

どんなに顔が似ているからと言って、蟹江敬三氏と私の母は血の繋がりなどありはしません。まぁしかし、これも遺伝子の不思議でしょうかね。他人の空似というものも確かに存在するのですよね。

ぐふふ。もういっそ、私も俳優になれるのではないかとさえ思うのであります。